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趣味の悪さ極まる、24時間テレビという番組

 
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 日本テレビの「24時間テレビ」に対しては、常に「偽善だ」という批判があるようです。最大の要因は「出演者に高額なギャラを払っていること」で、次に「CMを流してスポンサーから金を受け取っていること」にあるようです。

 確かにこういったことは問題ですし、そのお金を全部寄付に回してくれないと、視聴者としては寄付する気にはなりませんね。

 しかしもっと問題なのは、難病ネタや障害者ネタばかりを放送して、単純に「趣味が悪い」ということです。ところが不思議なことに、このようなネタで視聴率がそこそこ稼げるらしく、味をしめて、制作陣はもう難病患者と障害者に頼りきりなのです。視聴者も趣味が悪いと言えるでしょう。見世物ではないのですから、そっとしておいてやるべきです。

 極めつけは、芸能界の赤紙とも呼ぶべき、「24時間マラソン」です。長距離走はそれ自体で体に負担が大きく、良くないものですが、夜通し走るというのは常軌を逸しています。このような形でライブ感を演出し、感動を押しつけようというのは、まさに趣味の悪さの極みと言って良いですね。

 以上から、24時間テレビは、
最も趣味の悪い番組の1つと言えるでしょう。

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