お笑い芸人の楽しんごは、一時期ブレイクしかかっていましたが、最近はテレビであまり見なくなってしまいました。一体どうしているのでしょうか？

　彼の芸風は限りなく気持ち悪いと感じる人もいるので、胸をなで下ろしている人もいるかも知れません。マスクも今田耕司似で、あまり良いものではありませんが、クネクネと女っぽい仕草は、一部の人には不快を与えていた可能性が高いものです。楽しんごは、かつてエンタの神様にユニット「Mint姉弟」（ミントきょうだい）として出演していたことがあり、「僕、やっちんちん」というキモイ決めぜりふで人気を博していました。

　ブレイクしかかった「ドドスコスコスコ、ラブ注入」は、子どもたちには大受けだったようですが、後世の評価は、この「ラブ注入」というギャグによる一発屋ということになるのかもしれません。

　「ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ……」自体は、昔から ある飲み会におけるイッキ飲みのかけ声で、彼のギャグとまでいえませんが、振り付けがなんとも気持ち悪くインパクトのあるものでしたから、活躍の期間が短かったものの、強烈に私たちの脳裏にやきつき、いつまでも記憶に残る芸人の一人であったかも知れません。