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体外受精 何回妊娠失敗したら転院するべきか。

 
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 体外受精といえば、不妊治療の最後の望みですが、お金もかかりますし、体に負担もかかり、またそれだけでなくこの段階では年齢的にも余裕がなくなっているのが普通です。1回1回がとても大切になってきます。

 しかし、30万円とかかけて、なかなか妊娠しない、失敗ばかりでまったく成功せずに、日数だけが過ぎていくわけです。このとき、1周期1周期を、貴重な卵子とお金をムダにしないためには、何回やって妊娠しなかったら病院を変えるべきか、非常に悩ましくなってきます。

 というのも、不妊治療については
他の分野にも増して、医師やクリニックの方針や考え方が大きな影響を持ってきます。また、病院によって、培養士の技術、機器や培養液のメーカーなども異なりますから、転院というのは非常に重要な選択肢となってくるわけです。

 癌の手術ともなれば1回勝負ですから、転院というのはありません。しかし、体外受精なら、例えば5回行って1回妊娠すればいいのですから、その5回のうち何回かを他のクリニックにも行ってみるというのは、意味のあることです。

 しかし、クリニックの方も、何度か失敗するうちにその患者さんの特性を掴んで、最適な治療をするということもありますので、あまりころころ変えるのは考えものかも知れません。

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