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デブの生きる資格(女性編)

 
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 デブは一般には醜悪とされ、男性の醜悪三要素が「チビ・デブ・ハゲ」であるのに対し、女性の醜悪は「デブ・ブス」の2つの要素が突出しています。男性の場合には、太っていても、格闘技なら相撲、野球選手ならキャッチャー、ミュージシャンならドラムと、活躍の場もあり、また「恰幅がよい」こと自体も是とされる場合があります。

 対する女性は、太っていることがプラスに見られることはほとんどないのが現状です。むしろ、過度なスレンダー志向の高まりにより、ほとんどの女性はダイエットをしていますから、太っている人はそれだけで「ダイエットの不成功者」と見なされてしまうのです。

 こういったことから、男性以上に、女性の場合は本人自身がデブであることを気にしている傾向が強いのです。

 しかし、生きる資格があるのは当然です。日本ではダイエット業界の喧伝もあり、女性の肥満率が低い傾向にありますが、欧米では、日本では考えられないぐらい太っている女性が、たくさん、普通に生活しています。概して、彼女らは、幸せそうです。細かいことを気にしないおおらかな性格、ダイエットなど気にかけるストレスもなく、そして何よりも、幸せだからこそ太れるという現実もあるのでしょう。

 デブも個性。本当は、10人女性が集まれば1人はデブでも当然なのです。
幸せだから太っているのだ、太っていて私は幸せだ、と考え方を180度変えて生きていくのも、悪くはないのではないでしょうか。

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